「どうやってそこに?」 天井から聞こえる『大きな鳴き声』の正体は…

アメリカのアリゾナ州にある動物保護施設『アリゾナ・ヒューメイン・ソサエティ』に、「アパートの天井から鳴き声がする」という通報がありました。
緊急動物医療スタッフのケンジーさんらが現場に駆け付けると、確かに天井から大きな鳴き声が聞こえてきたのだそう。
そして天井に穴を開けると…中に1匹の子猫がいたのです!
ケンジーさんが手を伸ばして安全に子猫を助け出すと、子猫の鳴き声が部屋中に響きわたりました。
天井にはその子猫以外、母猫も兄妹猫もいなかったといいます。
生後2週間ほどと見られる子猫はナラちゃんと名付けられ、ケンジーさんがつきっきりで世話をすることにしました。
Arizona Humane Society(@azhumane)がシェアした投稿
見つかった時のナラちゃんは体重が450gにも満たないほどで、生きるために闘っていたのは明らかだったそう。
しかし、ケンジーさんの献身的な世話のおかげで、5週間後には里親を募集できるほど元気になりました!
この救出の動画には「どうやってそんなところにのぼったんだ?」「なんてかわいいんだろう」「本当によかった」などの声が寄せられています。
天井から出られなくなり、助けを求めて全力で鳴いていたナラちゃん。
ケンジーさんたちも驚くほど大きな声で鳴いたからこそ、この部屋にいた人に気付いてもらえたのですね。
こんなに強い精神をもったナラちゃんなら、これからもたくましく生きていくでしょう!
[文・構成/grape編集部]

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