中国地方 平年より遅い梅雨入りか 6月上旬まで広範囲の雨なく…の画像はこちら >>
中国地方は6月上旬にかけて広範囲での天気の崩れはなさそうです。中国地方(山口県を除く)の平年の梅雨入りは6月6日ごろですが、今年は平年より遅い梅雨入りとなるでしょう。今のうちに大雨に備えておきましょう。また、日々の気温変化が大きい見込みです。寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。
来週中ごろにかけて 雨が降っても局地的 日々の気温変化「大」
中国地方は来週の中頃にかけて晴れる日が多いですが、局地的には一時的な天気の崩れがある見込みです。明日30日(木)の夜は、気圧の谷の影響で雲が広がり、台風1号周辺の湿った空気の影響を受ける岡山県では雨の降る所がある見込みです。明後日31日(金)は西日本の南岸付近にのびる前線の影響で、午前中は雲が広がり、山口県で雨の降る所があるでしょう。また、来週6月4日(火)から5日(水)は、日本海を進む気圧の谷の影響で、山陰や山陽北部で雲が広がり、雨の降る所がある見込みです。また、今週は、明日30日(木)と6月1日(土)は最高気温が30℃近くになる所が多く、汗ばむ暑さとなるでしょう。来週は、平年よりも冷たい空気に覆われて、日本海側ほど気温が上がらないでしょう。日差しが届かない4日(火)から5日(水)は、半袖だと肌寒く感じられそうです。瀬戸内側は25℃前後の所が多いでしょう。
今年は平年より遅い梅雨入りか 6月上旬も晴れの日が多い
来週後半の6月6日(木)から再来週初めの11日(火)にかけて、晴れる日が多いでしょう。最高気温は25℃以上の夏日になる日がほとんどで、30℃近くになる日も多い見込みです。中国地方(山口県を除く)の平年の梅雨入りは6月6日ごろです。今年の梅雨入りは平年より遅くなりそうです。
中国地方の一番遅い梅雨入りは 2019年の6月26日ごろ
1951年以降、中国地方の一番遅かった「梅雨入り」は2019年の6月26日ごろです。2週間天気予報では、6月上旬にかけては晴れる日が多く、梅雨入りの気配はなさそうです。過去、梅雨入りが平年より遅くても、梅雨明けが遅いわけではなく、平年(7月19日ごろ)より早い年もあれば、遅い年もあります。梅雨入り前に大雨への備えを万全にしておきましょう。
大雨に備えて
自宅周辺や通勤、通学経路で、浸水や土砂災害の被害が出やすい場所がどこかを確認し、大雨になりそうな時に前もって避難する場所や避難経路などを再確認しておきましょう。非常用品の準備をしておきましょう。食料や水は消費期限を確認したり、懐中電灯が点くかどうかなど、再確認しておいてください。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。側溝などにたまっている落ち葉やゴミを取り除き、水はけを良くしおきましょう。暑い日に作業される際は、熱中症対策を万全にしておいてください。