「ロシアが誇る防空兵器」米国製ミサイルから自身を守り切れず爆発

ロシア軍防空の要S-400
ウクライナ軍が行った地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の攻撃により、前線から65km離れたドネツク州オレニフカにロシア軍が設置していたS-400地対空ミサイルシステムが破壊されたと、ウクライナメディアが2024年5月22日に報じました。
「ロシアが誇る防空兵器」米国製ミサイルから自身を守り切れず爆…の画像はこちら >>S-400の発射台と運搬車両(画像:ロシア国防省)。
今回の攻撃はロシア軍の防空網に打撃を与えるために行われました。S-400が最初から標的となっており、ウクライナ軍機への脅威を和らげるという目的があったようです。この攻撃により、S-400の発射台兼運搬車2台、レーダー、S-400の指揮車両が破壊されたと報じられています。
ウクライナメディアである「ミリタヌイ」の公式YouTubeで公開された動画では、恐らく2台あると思われるS-400の発射台が、ミサイル攻撃を察知したのか、6発の対空ミサイルを発射する様子が収められています。
しかし、その後エイタクムスの弾頭から発射されたと思われる、複数のクラスター弾(子爆弾)が連続で爆発し、S-400指揮車両と発射台が爆発に包まれました。

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