中国の軍事演習で「計47機が台湾海峡の中間線越え」終了後も空海軍に活発な動き

延べ62機参加。
台湾国防部は2024年5月25日、中国人民解放軍が行った軍事演習での、防空識別圏(ADIZ)侵入機の詳細などを、公式ホームページ上で発表しました。
中国の軍事演習で「計47機が台湾海峡の中間線越え」終了後も空…の画像はこちら >>離陸する台湾空軍の「ミラージュ2000」戦闘機(画像:台湾空軍)。
中国は台湾の頼清徳総統の就任演説を受け、5月23、24日の2日間に渡り台湾周辺で軍事演習を行いました。
台湾国防部によると、演習中は延べ62機の航空機と27隻の艦艇を確認。このうち47機が台湾海峡の中間線を越えて台湾の北・中・南部に入り、防空識別圏に入ったとのことです。
この中国人民解放軍の行動に対して台湾空軍および海軍は、状況を監視し、それに応じた行動を取ったとのことでした。なお、確認された機体は戦闘機のSu-30 、J-16やH-6爆撃などです。
24日以降も中国人民解放軍の動きは続いており、26日から27日にかけて21機が飛来し、そのうち10機が台湾海峡の中間線を越え、防空識別圏に侵入したようです。

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