難読漢字は、クイズ番組などでもよく出題されますね。
お馴染みの動物でも漢字で表記されると分からないものがたくさんありますが、『馴鹿』は何の動物か分かりますか。
日本では野生で生息しておらず、見られるのは一部の動物園・牧場のみです。次のヒントをもとに、考えてみてくださいね。
【ヒント】
・寒さに強い動物・立派な角(ツノ)がある・ソリを引くことが得意
『馴鹿』の読み方は『トナカイ』でした。
「真っ赤なお鼻の~トナカイさんは~」の歌でお馴染みのトナカイ。クリスマスにソリを引いて、サンタクロースのお手伝いをしてくれるトナカイは、子供たちの人気者ですね。
トナカイの体は、保温効果の高い長い毛で覆われています。そのため、寒さには強い一方で暑さにはめっぽう弱く、主にカナダやフィンランド、グリーンランドといった北極圏の寒い地域に生息しています。
そしてトナカイは、オスにもメスにも角が生えているのが特長です。
角は毎年生え変わりますが、実は角が生えている時期がオスとメスで違い、オスの角は秋から冬にかけて抜け落ち、メスの角は春から夏にかけて抜け落ちるのだそうです。
つまり、クリスマスの時期に立派な角が生えているのはメスだけ。サンタクロースのお手伝いをしているのは、メスのトナカイということですね!
よく知っている動物でも、漢字にはあまり馴染みのない動物も多いもの。クイズを通じて、動物の名前を漢字で覚えていくのも面白いですね。
[文・構成/grape編集部]