日本陸上競技選手権大会が6月、4年ぶりに新潟市で行われます。大会を前に国内トップジャンパーの一人、走り高跳びの長谷川直人選手が意気込みを語りました。
日本を代表する選手が陸上の頂点を競う日本選手権が6月、新潟市で開催されます。
パリオリンピックの日本代表選手の選考も兼ねる重要な大会を前に、サトウ食品新潟アルビレックスRCが5月27日、練習を公開。
中でも注目されている選手の一人が新潟市北区出身、走り高跳びの長谷川直人選手です。
【長谷川直人 選手】
「もちろん緊張もあるが、今もとても楽しみな気持ちでいっぱい。自分の調子も少しずつ上がってきているし、この新潟の地で(大会)を迎えられること、パリ五輪の選考がかかっていること、全てにおいて特別な大会」
去年6月の日本選手権では準優勝、8月には初の世界選手権出場を果たした長谷川選手。6月の日本選手権で3位以内に入ることがパリオリンピック出場の条件の一つです。
【長谷川直人 選手】
「大前提としてパリオリンピックの代表選考会であるので、3位以内に入って、パリオリンピックの切符を手にすることが一つの目標だし、自分自身まだ優勝したことがないので、この新潟の地で優勝することが最大の目標」
跳躍につながる“助走”のスピード強化に力を入れてきたという長谷川選手。
自身の現在の完成度を60%と表現しますが、日本選手権に照準を合わせ、調整を進めています。
【長谷川直人 選手】
「記録的な目標はパリオリンピックの参加標準記録の2m33cmなので、その記録に向けてずっと助走をつくってきた。100%に近づけば2m33cmに届くのかなと」
日本選手権は6月27日に開幕。地元の声援も力にパリへの切符を掴み取ります。
【長谷川直人 選手】
「皆様の応援を力に変えられるように、良いジャンプができるように頑張りたい」