「この雨は いつかやむという軽い判断が間違っていた」1年前の大雨で甚大な被害が出た街は今 住民が豪雨災害記録誌を作成

2023年6月、各地で記録的な大雨に見舞われた東三河地方。愛知県豊川市では床上・床下合わせて549棟の家屋が浸水し、車1493台が水没しました。
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豊川市の小田渕町では、2023年6月の大雨で甚大な被害が出ました。(古市修康さん)「ここまで水が来て浸水したと。その記録として記憶を残そうと付けた」近くの川が氾濫した影響で、古市さんの自宅には高さ1メートル20センチほどまで水が押し寄せて、1階が浸水。
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(古市修康さん)「(水で)畳が浮くくらい。きょうみたいな雨が降ると、ものすごく胸にぐっとくる」
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2023年6月に小田渕町を含めた約2500世帯の桜町連区では、200棟以上が床上浸水に。そこで…。(桜町連区 鈴川智彦 連区長)「多くの方が被災された。それを教訓として風化させない。今後の防災・減災計画の推進に役立ててほしい」
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自治会の役員が中心になり「豪雨災害記録誌」を作成。写真や住民の手記などを掲載し、語り継いでいくことに。(桜町連区 鈴川智彦 連区長)「この雨は、いつかやむという軽い判断が間違っていた。危機感を深めていかないと」(桜町連区 門谷知卓 事務局長)「災害は忘れたころにやってくる」
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また、自治会は河川の水位を監視するカメラ2基と、道路の冠水状況を確認できるカメラ1基を市と県に要望し、ことし3月までに設置完了。そして、今回の大雨に対しては…。
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(桜町連区 鈴川智彦 連区長)「(きょうの雨対策で)イオンモール豊川の屋上の開放許可をいただいた。車の避難の場所を確保している」(桜町連区 門谷知卓 事務局長)「(大事なことは)まず自分の体は自分で守る。備蓄品を備えるなど真っ先にやってほしい」

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