余裕のある人生に、持っておきたい”大人の隠れ家”。会員制バーの中でも、いま、”高級パフェ”を味わうスポットが話題を集めている。不定期に行われる会員募集は毎回即完、住所非公開・完全会員制の「Remake easy」だ。渋谷、名古屋、札幌、新宿と店舗を広げ、このほど池袋にオープンした店舗に潜入してきた。
○都会の喧騒を忘れる、非日常空間
駅を降り立ち、歩を進めること数分。とある雑居ビルに足を踏み入れると、そこには街の喧騒を忘れ去ってしまうほどの落ち着いた空間が広がっていた。
芸術と文化を愛する街のイメージから着想を得て、劇場の緞帳を彷彿とさせる内装をあつらえたという「Remake easy」池袋店。”パフェの店”と侮ることなかれ、店内の雰囲気は、いい大人がひっそりと通う、高級バーそのものだ。
○贅沢なパフェとペアリングドリンクに舌鼓
ここでは、レギュラーメニューの「イチゴの花畑パフェ」(3,500円)、店舗限定の「ピスタチオとフランボワーズのマカロンパフェ」(3,500円)、そして月替わりの季節限定パフェが楽しめ、それぞれペアリングにふさわしいアルコールもラインナップされている。
質の高いフルーツ、国産の小麦やフェアトレードのチョコレートを使用するなど、素材にこだわったそのパフェは、見た目も味も芸術作品そのもの。目の前で一から作り上げられていく、その過程を眺める時間も贅沢だ。
筆者がいただいた「イチゴの花畑パフェ」は、あまおういちごを2分の1パックも贅沢に使った一品で、いちごの下には真っ白なアマレットムースとアーモンド生地が重ねられている。さらにその下に、ザクザクとした食感のクランブル、赤いフランボワーズのジュレが層になって赤と白のコントラストを生み出している。
トップに飾られた撫子の花と銀箔がきらめく様子はまるで宝石箱のよう。
イチゴの酸味とアマレットムースの甘さが極上の味わいを生み出しながら、食べ進めていくと、アーモンド生地が食感の変化を生み出している。ペアリングカクテルのスパイシーなアマレットジンジャーがいい具合に口の中を引き締めてくれる。
スプーンをグラスの奥に差し込むと、グラスの下に敷き詰められたクランブルのザクザク感とフランボワーズジュレの層にたどり着く。クランブルはホワイトチョコとバターでコーティングしているそうで、水分が多くなるパフェの食べ終わりにも新鮮な食感を楽しめるのもポイント。フランボワーズの酸味とクランブルの香ばしさで、最後までパフェを味わうことができた。
○仕事でもプライベートでも、ワンランク上の”サードプレイス”に
女子会や純粋なパフェ目当ての利用など、活用シーンはさまざま。会員制であるからこそ、「スイーツが好きだけれど、一人ではお店に入りづらい」という男性客にも好評なのだとか。
部下を連れ、仕事の打ち上げでパフェをごちそうする”ねぎらいパフェ”や、スイーツ好きの得意先を連れた”パフェ接待”など、ビジネスツールとしての利用もあるという。
ワンドリンクオーダー制なので、男性はアルコールを嗜み、女性はパフェを楽しむといったカップルの姿も。仕事でもプライベートでも、自身のステータスを上げてくれるメンバーシップとなるだろう。
過去の出店ではゲリラ的に行われる会員募集に希望者が殺到し、3分で会員権がソールドアウトしたという「Remake Easy」。今回、新規開店する池袋店と大阪店では5月31日まで、クラウドファンデングで会員権を販売している。池袋店は既にプレオープンを迎えており、大阪店では6月下旬にプレオープンするとのこと。他店舗ではSNSで不定期に会員募集を行っている。
池袋店の概要は以下の通り。
店舗名:Remake easy 池袋
住所:池袋駅徒歩3分
営業時間:
平日:17:001~24:00(L.O.23:00)
休日:13:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:不定休
※営業時間は変更になる場合あり。
※現金での支払い不可。決済方法はクレジットカード、交通系IC、iD、QUICPayが利用可能。
※完全予約制。事前に相談することで店舗の貸し切り利用も可能。1回2時間制。