26の都府県で注意報! 大量発生中の『あの虫』 撃退方法に「実践する」

触ると強烈なにおいを発する、カメムシ。
暖冬などの影響から、2024年5月下旬時点で、26の都府県に『カメムシ注意報』が発表されています。
注意報が発表されている都道府県の数としては、ここ10年で最も多い、とのこと。
農林水産省もウェブサイトでカメムシの大量発生を注意喚起しています。
果樹カメムシ類の発生が、関東、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部の地域で多くなると予想されています。
農林水産省 ーより引用
農作物へ悪影響を及ぼすカメムシですが、普通に生活していても部屋の中などに現れたり、外に干している洗濯物に付いてきたりしたら…悪臭を想像するだけで嫌になりますよね。
同月、生活関連のサービスを予約できるサイト『くらしのマーケット』はInstagramアカウントに、カメムシの撃退と侵入対策の方法を投稿しました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
同アカウントが、カメムシの侵入を予防する方法として紹介したのは、以下の4つです。
カメムシが繁殖するのは、雑草が多い場所だそうです。庭に草木が多い場合は、除草しましょう。
2mmほどのすき間があれば家へ侵入できるカメムシ。網戸や窓のサッシのすき間は、すき間テープなどでふさいでおくといいですよ。
カメムシはハッカ油を嫌うといいます。3~4滴のハッカ油と水90、無水エタノール90を混ぜて作ったスプレーを網戸や窓に吹きかけましょう。
ただ、ポリスチレン以外の容器に入れて使うこと。また、猫や小動物を飼っている場合は使用を避けてくださいね。
カメムシが侵入しそうな場所に、殺虫剤や防虫剤をスプレーしておくことも、予防になるそうです。
効果の持続時間は商品によって異なるため、定期的にスプレーしましょう。
ただ、これだけ侵入対策していても、なぜか家に入っているのがカメムシ。
次に撃退方法を紹介します。
そもそも、カメムシが悪臭を放つのは身に危険が及んだ時。無理に捕まえようとすると、においが発せられます。
『くらしのマーケット』が紹介する『カメムシホイホイ』を使って捕獲、駆除しましょう。
【作り方】
1.ペットボトルの3ぶんの1を切り取る。
2.上部を逆さにしてペットボトルにはめ込む。
3.つなぎ目をテープで固定する。
※台所用中性洗剤を入れておくと駆除も可能。
冷凍殺虫剤を使えば、カメムシが悪臭を放つ前に駆除できるといいます。
殺虫成分が含まれていないものなら、布団や洗濯物にかけて使うこともできますよ。
撃退方法としてやってはいけない行為は、掃除機で吸い取ることと、叩きつぶすことだそうです。
どちらも悪臭を放つ原因になるので、やめましょう。
もし、カメムシのにおいが付いてしまった場合はオリーブオイル、界面活性剤入りの洗剤で洗うことが有効。
また、スチームアイロンやドライヤーを使って、熱でにおいを飛ばすことも可能だそうです。
これらの対策をして、大量発生中のカメムシの悪臭を防ぎましょう!
[文・構成/grape編集部]

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