中古マンション価格、最も高いのは「東京都港区」 – 23区以外の1位は?

ワンノブアカインドは5月24日、同社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」より、「2024年4月 全国市区町村中古マンション価格/騰落率ランキング」を発表した。

今回の調査は、マンションレビューの保有データから抽出した2024年4月の全国市町村における中古マンションの相場をもとに行われたもの。坪単価をベースに70平方メートルでの価格に換算した「マンション価格」と価格ランキング上位20件について過去10年間の価格推移、および1年前からの価格の上昇率を表す「騰落率」のランキングを公表した。

これによると、中古マンション価格ランキングの1位は「東京都港区」(1億1,402万円)、7ヶ月連続で1億1,000万円を突破した。次いで2位には「東京都千代田区」(1億1,210万円)が入っている。

また、東京23区以外でもっとも価格の高かった市区は、12位「神奈川県川崎市中原区」(6,121万円)だった。

価格推移の特記事項としては、10年前と比較して「東京都中央区」が100%超伸長、5年前と比較して「東京都中央区」が50%超、「東京都千代田区」が45%超伸長、3年前と比較して「東京都中央区」が30%超伸長している。

推定価格100位以内、首都圏以外のエリアのトップは、東海エリアで愛知県名古屋市中区(78位/3,100万円)、近畿エリアで京都府京都市中京区(21位/5,089万円)、中国エリアで広島県広島市中区(83位/3,023万円)、九州・沖縄エリアで沖縄県那覇市(67位/3,406万円)となっている。

また、2023年4月と比較した騰落率が最も高かったのは「富山県富山市」(騰落率 +21.95%)で、70㎡換算の推定価格は前年と比べて約329万円上昇している。前年の推定価格との差額が最も大きかった市区は3位の「東京都中央区」(騰落率 +19.83%)で、70㎡換算の推定価格は前年比約1,695万円上昇となった。

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