「参考になりました」「勉強になりました」目上の人にはどちらが正解? シャープ公式が問いかけ

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家電メーカー・シャープが24日、公式Xを更新。ビジネスの場での「参考」と「勉強」の使い分けについて疑問を投げかけ、ユーザーの反響を呼んでいる。

ビジネスの場などでは、「了解」と「承知」や、「ご苦労様」と「お疲れ様」など、似たような意味でありながら、目上の人に使うのがふさわしくないとされる言葉があり、迷うことも多い。
同社では、「マナーがどうこう言いたいわけではないのですが、たとえば会社や学校で上司先輩なり先生なりから、なにかを教えてもらったときのお礼・感想として『参考になりました』『勉強になりました』どっちがいいの?」と問いかけ、アンケート調査を実施した。

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「参考」は「他人の意見や、事例や資料を自分の判断材料や手がかりにする」という意味。一方、「勉強」は「学問などを学ぶことや、努力をすること、経験を積むこと」の意味となる。
ビジネスマナーでは、「参考になります」は「考えるための補足材料になる」という意味になるため、目上の人に対しては「勉強になります」が“正解”とされている。
ただ、同社は「私はどっちでもいいやんと思ってるけど、『勉強になりました』より『参考になりました』のほうが控えめでなおかつ主体性が感じられるような気がして、そっちを使ってしまいそうになる」とつづった。

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この投稿に、ユーザーからは「教えていただいた時点では『勉強になりました』実践した後で報告とお礼をするなら『参考になりました』…でしょうか」「『勉強になりました』は知らなかったことを覚えられたお礼って感じで、『参考になりました』は実際にその情報でどうこうしたときのお礼で使うイメージでした!」との意見が。
さらに「上司や先生『勉強になりました』顧客・取引先『参考になりました』と使い分けてる気がします」「勉強は元は『嫌なことを無理にする』…という意味らしい」との声も寄せられる。

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その一方で、「参考に、は随分と上から目線ですよね(笑)あくまで『参考に』ですから。何様ですか? と笑いそうになります」「お疲れ様とご苦労様を間違えるくらい失礼だと、私は思います」との指摘も届いた。
また「『参考に』は、相手と同等程度のスキルがあって、自分で知識の取捨選択の判断ができ責任も取れる場合。『勉強に』は相手のほうがスキル値が高くて、自分はまだ知識の取捨選択の判断ができない場合」「参考になりました、だと多少知ってるけど判断材料になります、ってニュアンスになる気がするので、自分は目上の人には使わないですね」という人もみられた。
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マナーがどうこう言いたいわけではないのですが、たとえば会社や学校で上司先輩なり先生なりから、なにかを教えてもらった時のお礼・感想として「参考になりました」「勉強になりました」どっちがいいの?
SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) May 24, 2024
私はどっちでもいいやんと思ってるけど、「勉強になりました」より「参考になりました」の方が控えめでなおかつ主体性が感じられるような気がして、そっちを使ってしまいそうになる
SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) May 24, 2024

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