『虎に翼』朝ドラ恒例の出産シーン描かれず好評も 「見たかった」視聴者が熱望したのは…

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23日あさ放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、伊藤沙莉演じる寅子が女児を“いつの間にか”出産し、話題となっている。

辞めていった仲間の思いを背負い、身重の体で無理をして倒れた寅子は穂高(小林薫)や雲野(塚地武雅)らの言葉を受け、とうとう弁護士を辞めることに。
寅子は無念の幕引きに咽び泣き、穂高は「辯護士(弁護士)を辭(辞)めます」とつづられた寅子からの手紙を手にする。
そして次の場面になると寅子のお腹は大きくなっており、日常が3分ほど流れたあとに再び場面が切り替わるとすでに寅子が赤ん坊をおんぶしていた。

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これに「『え? 寅ちゃんが背負ってるの誰の子?』となった」「え! 生まれてる?! 見逃した?!」と理解が追いつかず動揺する声が上がるが、赤ん坊についてよりもまず世情の説明が入る。
そして一呼吸置いてから河原を母子で歩くシーンで「寅子と優三の娘です。未年に生まれたので優三の“優”の字をとって“優未(ゆみ)”と名付けられました」とあっさりとしたナレーションが流れた。
これに衝撃を受けた視聴者は多いようで、「朝ドラによくあるヒロインの出産シーンをすっ飛ばして、いつの間にか生まれてたパターン!」「大概の朝ドラで大事件として扱われてきた出産シーンを華麗にスルーした(笑)」「『虎に翼』は珍しく生理とかの女性特有のつらさにフィーチャーしていたのにも関わらず出産シーンがなかったことにびっくり」といった声が上がった。

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NHK朝ドラで出産シーンなしといえば2019年後期放送の『スカーレット』もあるが、「なんであれあるんかなっていつも思ってたんよね」「個人的にあれ苦手だから大賛成」と出産シーンを好ましく思わない人は一定数いるよう。
そのため「女性を『母』という枠にはめない、あくまで“寅子”という人間を描いていくんだなあという安心感」「出産を通した女性(母神像)の成長じゃなく、あくまで『弁護士・寅子』の物語に焦点当ててる感じ推せる」などと絶賛する声も多数みられた。

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一方で「生まれたての赤ちゃんと優三さんの笑顔は見たかった」「泣きながらニコニコする優三さん見たかった」「出産シーンの優三さんどう考えてもおもろいから見たかったな」などと残念がる声も散見。
「お腹に語りかける優三さんを見ていれば優三さんが大喜びしたのも想像がつく」「描かれなかった出産シーン、直言さんはとにかく右往左往して、優三さんはお腹痛くなってて、産声聞いた瞬間にトイレに駆け込んだであろうことは想像できる」「想像だけしておこう(優三さんトイレに駆け込んだよね 笑)」といった声が上がっている。

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