道端で発見したバッテリー、日本一危険な落とし物と話題に 「裏側の秘密」で二度驚く…

「まぜるな危険」の6文字を見ると、漂白剤や洗剤を連想するもの。しかし現在X上では、それらをも超える危険性を秘めた「とんでもないコンビネーション」の落とし物が話題となっているのをご存知だろうか。
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今回注目したいのは、テレビゲームを中心に時事問題やサブカルについて話すネットラジオ「アマゾンプロダクツ 遊びのラジオ」配信者の鮫島礼二さんが投稿したポスト。
「この落し物、多分バッテリーなんだけど貼ってるシールが不穏過ぎる」と意味深な1文が綴られた投稿には、歩道橋付近に落ちた黒いモバイルバッテリーの写真が添えられている。
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単なる落とし物…と思いきや、なんとバッテリーには漫画『DRAGON BALL』(以下、ドラゴンボール)のキャラクター・餃子(チャオズ)のシールが貼られているではないか。

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『ドラゴンボール』ファンならば即座にピンと来たと思うが、チャオズのシールがとっている姿勢は「さよなら天さん」でお馴染みのもの。

これは、全42巻に渡る『ドラゴンボール』の19巻に登場したにも関わらず、登場人物および読者に作中屈指の絶望感を与えたキャラであるサイヤ人・ナッパが地球に襲来した際、チャオズが見せたポーズである。
地球側の戦士が5人がかりで挑んでも全く歯が立たず、チャオズの相棒・天津飯は一撃で腕を吹き飛ばされてしまう。そうした状況でチャオズはナッパの背中に張り付き、自らの命を犠牲とした自爆によりナッパを討とうとするのだ。
爆発の直前、チャオズが放った「さよなら天さん…どうか死なないで…」は彼を象徴する名台詞で、天津飯の「やめろーっ! チャオズー!」という叫びと合わせ、多くの読者の胸に刻み込まれた。
なお、ポスト投稿主・鮫島さんに話を聞いたところ、同バッテリーには「さらなる危険」が潜んでいると明らかになったのだ…。
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この落し物、多分バッテリーなんだけど貼ってるシールが不穏過ぎる pic.twitter.com/o9ohHpr0xb
鮫島礼二 (@samejima_reiji) May 20, 2024
「マジで自爆する5秒前」(MJ5)とも言うべきシールが貼られたバッテリーは、非常に不穏な存在。件のポストは、投稿から2日足らずで1万件以上ものリポストを叩き出すほど大きな話題に。
他のXユーザーからは「天さん、気をつけて!」「隣に倒れているハゲがいそう」「このシール、何に貼るのが正解なんだろうか」「ふぅ…おどかしやがって」「爆発する予感しかしない」など、多数のツッコミが寄せられていた。
発見時の様子について、鮫島さんは「お昼休みに、職場近くの歩道橋のそばで発見しました」と振り返る。

「安物のバッテリーは爆発・発火する」というニュースを見ていた鮫島さんは「やだなー、怖いなー、爆発するのかな~」などと思いつつ、慎重にバッテリーを確認したところ、件のチャオズを発見したワケだ。
鮫島さんは「チャオズといえば、強大な敵から地球を救うため自爆したZ戦士。そんな、爆発と切っても切り離せないチャオズが、モバイルバッテリーという爆発しがちな落し物に貼られてるのが秀逸だなと思って撮影しました」とも語っている。

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そして、Xのポストには記されていなかったが…なんと、バッテリーの裏側には火のイラストが描かれたシールが貼られていたと判明。

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部では、物体を爆発させる能力者が空気を操る能力を手にした際に「『爆発』と『空気』ッ! この世にこれほど相性のいいものがあるだろうかッ!?」という台詞が飛び出す。
しかしバッテリーと火、そしてチャオズの融合は、爆発と空気をも凌駕する危険性を秘めているのだ。チャオズと戦う際は、周囲に引火の恐れのある物が置かれていないか確認しておこう。

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秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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