中国地方 週末日本海側ほど気温変化大きく熱中症に警戒 週明けは広く雨 南風強まる

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今週末の中国地方は大体晴れるものの、日本海側で気温変化が大きいでしょう。25日(土)は5月上旬並みの気温が、26日(日)は7月上旬並みになる見込みです。万全な熱中症対策が必要です。そして、週明けの27日(月)は広く雨が降るでしょう。日本海側を中心に南寄りの風が強まる見込みです。
25日(土)晴れ 山陰は5月上旬並みで風が少し冷たく 山陽は軒並み25℃以上の夏日

25日(土)は、中国地方は日本海へ進んでくる高気圧に覆われて、各地とも晴れる見込みです。ただ、日本海から少し冷たい空気が流れ込んでくる影響で、最高気温は、日本海側の松江や鳥取で22℃くらいと、平年より低いでしょう。風が涼しく感じられそうです。一方、瀬戸内側は軒並み25℃以上の夏日となる見込みです。カラッとした暑さですが、こまめに水分や休憩をとるなどして、熱中症対策は万全になさってください。
26日(日)日中いっぱいは晴れ 日本海側は30℃近く 前日との気温差大きい

26日(日)は、日中いっぱいは晴れる所が多いでしょう。夜は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が多くなり、山口県で雨の降り出す所がある見込みです。朝にかけては、日本海側や山陽の内陸部で気温が下がり、ヒンヤリとするでしょう。一方、日中の最高気温は30℃近くになる所が多く、汗ばむ暑さとなる見込みです。湿気も増えて、体感はムシムシとするでしょう。日本海側の松江や鳥取など、前日25日(土)と比べると、急激に暑くなる見込みです。急な暑さで体調を崩さないよう、万全な熱中症対策を心がけてください。
週明け27日(月)は雨 日本海側を中心に南寄りの風強まる

27日(月)は日本海を前線を伴った低気圧が進み、低気圧や前線に向かって湿った空気の流れ込みが強まる見込みです。広く雨が降り、雷を伴い雨脚の強まる所があるでしょう。日本海側を中心に南寄りの風が強まる見込みです。また、27日(月)の夜から28日(火)の朝にかけて寒冷前線が中国地方を通過するため、28日(火)の朝にかけて雨の所が多く、雨が強く降り、雷を伴う所もある見込みです。
あると便利!熱中症対策グッズ

熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)

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