除湿剤の水、排水口に流してもいいの? 情報に「知りませんでした」「メモした」

クローゼットや靴箱、押し入れなどの狭い空間の湿気を取り除きたい時に便利なのが『除湿剤』です。
非常に手軽に使える一方、「どこにどのように捨てたらよいのか」と、容器にたまった水の処理方法に悩んだ経験はありませんか。
くらしにまつわるさまざまなサービスを依頼できる、くらしのマーケット【公式】(curama.jp)のInstagram投稿から、気になる処理方法を紹介します。
くらしのマーケットによると、除湿剤の水は排水口に流してもOKとのこと。ただし直接手で触れないよう注意が必要です。
除湿剤にたまる水の正体は『塩化カルシウム水溶液』。塩分濃度が高いため、何も対策をせずに流してしまうとシンクがサビたり手が荒れたりする恐れがあります。
ゴム手袋を付けた上で、水道水を流しながら流してください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
除湿剤の水を処分は以下の手順で行いましょう。
パッケージに表示された目安の線まで水がたまったら処分してください。もしくは中の粒がなくなったタイミングでも構いません。
中の水を放置しすぎると水があふれてしまう可能性があるため、定期的な確認が必要です。
水を流す際は、フタの上面に流し口を作るのがコツ。カッターで切れ目を入れたら、水道水を流しながら少しずつ排出してください。
なお除湿剤の中には、炭や香りビーズ入りのものがあります。これらが一緒に排水口へ流れないよう、ネットを張った三角コーナーの上から流して余計なものを取り除きましょう。
除湿剤の水がシンクに付着したままだと錆びる可能性があります。必ず最後にシンク全体を水道水で流してください。
フタを切る時に使ったカッターにも液が付着している場合があるので、しっかりと洗い流してよく乾燥させてから片付けましょう。
なお除湿剤の水を花瓶や鉢植えに入れたり、庭にまいたりするのはNGです。植物に悪影響を与えるほか、地中に残った塩分が配管にダメージを与えてしまう恐れがあります。上記で紹介した正しい手順で処理してください。
除湿剤にたまった水は純粋な水ではありません。トラブルを避けるためにも正しい方法で処分してくださいね。
[文・構成/grape編集部]

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