長雨の季節が近づく 曇りや雨の日でも蒸し暑い 熱中症対策を 2週間天気

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長雨の季節が近づいているとみられ、再来週は広く雨が降りやすくなるでしょう。たとえ梅雨入りの発表がなくても、雨の降り方に注意が必要になることもありそうです。蒸し暑い日が続くでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時期です。こまめな水分補給など、熱中症対策をとってください。
今日18日 先島諸島で激しい雨を観測

今日18日、先島諸島付近から日本の南に前線が停滞しています。雨雲の様子を見ると、日本の南に前線に伴う雨雲が見られ、先島諸島にもかかっています。西表島の上原では、午後2時42分までの1時間に、36.0ミリの激しい雨を観測しました。
明日19日~20日 四国や近畿・東海・関東を中心に雨 雷雨も

向こう一週間で、広い範囲で天気が崩れるのは、明日19日から20日です。先島諸島付近から日本の南に停滞する前線は次第に北上し、明日19日は前線上に低気圧が発生する見込みです。この低気圧は、四国の南から東進するでしょう。四国や近畿、東海を中心に雨が降る見込みです。20日は、雨の範囲は東へ移り、東海や関東が中心になるでしょう。雨は長く降り続くことはありませんが、雷が鳴り、雨脚が強まることもある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要です。一方、沖縄では日が差す見込みです。
21日~25日 沖縄や奄美は梅雨入りの可能性 本州付近は日が差す日多い
21日から25日にかけては、前線は日本の南に停滞する見込みです。沖縄や奄美は雨が降る日が続くようになるでしょう。このタイミングで、梅雨入りの発表があるかもしれません。九州から北海道は、すっきり晴れることはなくても、日が差す日が多いでしょう。ただ、23日は、前線がやや北上し、九州南部を中心に雨雲がかかる見込みです。前線の動向によっては、九州北部や四国、紀伊半島付近でも雨が降る可能性があります。23日は、南の前線による雨だけではなさそうです。サハリン付近を低気圧が東へ進むため、北海道の道北付近でも雨が降るでしょう。
26日~31日 広く雨が降りやすい日続く 九州なども梅雨入りか

この期間、沖縄の南付近で、高気圧が西へ張り出す見込みです。沖縄・奄美、西日本や東日本を中心に、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。広く雨が降りやすい日が続く見込みです。この期間の降水量は、全国的に平年より多い予想です。沖縄や奄美は、長雨の季節に入っているとみられ、九州や四国も梅雨入りの可能性があります。中国地方から東北でも、雨の降り方に注意が必要になることがあるかもしれません。たとえ梅雨入りの発表がなくても、長雨の季節が近づいているといえるでしょう。側溝の掃除をして、日頃から家の周りの水はけをよくしておくなど、大雨への対策をしておくとよさそうです。
向こう2週間の気温の傾向 蒸し暑くなる 曇りや雨の日でも25℃超
向こう2週間、本州付近は暖かい空気に覆われやすい見込みです。最高気温は、陽が差す日は、九州から関東を中心に30℃くらいになる日もある予想です。湿度が高めで、蒸し暑くなりそうです。曇りや雨の日でも、25℃を超えるでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時期です。こまめな水分補給など、熱中症対策をとってください。ただ、北海道付近では少し傾向が違い、次第にこの時期らしい気温になるでしょう。23日、北海道の道北付近に雨をもたらす低気圧が、30日頃にかけてカムチャッカ半島付近に停滞し、この低気圧が比較的冷たい空気を引き込むためです。北海道付近では、暑さは次第に収まり、次の週末以降は、最高気温が20℃に届かない日もあるでしょう。

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