粉チーズをそこに保存しないで! コープの注意喚起に「知らなかった」

チーズを乾燥させ、粉末状にした『粉チーズ』。
粉チーズは、振りかけるだけで手軽に風味を加えることができるので、何かと便利ですよね。
しかし、粉チーズを使おうとしたら、「チーズが固まって振っても出ない」という経験はありませんか。
生活協同組合連合会コープ北陸事業連合のウェブサイトでは、「パルメザンチーズが固まってしまった。なぜですか」という疑問に対して、こう回答しています。
パルメザンチーズが固まる原因は、湿気を吸収したことによって固まる場合と、粉チーズの特性上、温度が低い場所から高い場所に移る際の温度変化によって、粉チーズの表面に乳脂肪が遊離し、その遊離した乳脂肪が冷却されることで固まる場合があります。開封前の場合、後者の温度変化が原因だと推察されます。
又、湿気または温度変化で粉チーズが固まった場合、風味が若干落ちてしまうことはございますが、品質上の問題はございません。
コープ北陸事業連合 ーより引用
湿度の高い環境や温度の変化により、粉チーズが固まってしまうようです。できるだけ一定の温度で保管し、フタの閉め忘れにも気を付けたいですね。
では、粉チーズが固まってしまった時はどうすればいいのでしょうか。解決策については、このようにつづられています。
高温多湿を避け、直射日光に当たらない場所で常温保管していただくと、固まりにくくなります(冷蔵でのお届け後、直射日光の当たらない場所で常温保管されても品質に問題はございません)。また、固まってしまった場合は、季節や室温にもよりますが、常温で30分ほど放置していただければ、元の粉状に戻ります。
コープ北陸事業連合 ーより引用
チーズと聞くと冷蔵保存をイメージしますが、直射日光が当たらない場所であれば、常温で保存できるそうです。
また、固まってしまった際には常温で30分放置することで、元に戻るのだとか。ただし、商品によっては要冷蔵のものもあります。パッケージに書いてある説明をよく読んで正しく保管しましょう。
[文・構成/grape編集部]

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