生まれた時から人の手によって育てられている犬がいる一方、人間の愛を知らずにいる犬も多く存在します。
動物保護施設で暮らす犬たちは、本当に人間の家族を求めているのでしょうか。
アニマルシェルターにいた生後11か月のラブラドールのミックス犬である、セイコーくんに、ついに家族ができました。
里親になったカップルが養子縁組の手続きを済ませ、セイコーくんを自宅に連れて帰ろうとした時のことです。
車に乗りこんだセイコーくんの行動を見た飼い主(seikotherescue)さんは、すかさずカメラを回しました。
170万件の『いいね』が集まった、その動画がこちらです。
助手席に座る飼い主さんのヒザの上に乗ってきたセイコーくんは、彼女にぴったりとくっついて離れようとしません。
そして、家に着くまでずっと、彼女のヒザの上から動こうとしなかったそうです。
きっとセイコーくんは、自分に家族ができたことが分かったのでしょう。
この動画は見た人たちの目を感動の涙でうるませたようです。
・この犬は「僕を抱きしめて、絶対に離さないでね」っていってるよ。
・胸がいっぱいになった。おめでとう、セイコー!
・あなたたちはお互いに愛の宝くじに当たった。
・保護犬のハグは最高だよね。
飼い主さんはセイコーくんのTikTokアカウントを開設。
すっかり新しい家族になじんで、元気いっぱいのセイコーくんの様子が紹介されています。
保護犬たちは動物保護施設で大切に世話をされていますが、やはり自分だけの家族のもたらす喜びはかけがえのないものでしょう。
出会ってすぐに家族の絆が結ばれたように見える、セイコーくんと飼い主さん。
彼らの絆はこれからどんどん強くなっていくのでしょうね!
[文・構成/grape編集部]