大雨の原因「線状降水帯」 発生予測を“地方ごと”から“県ごと”に 5月28日午前9時から運用開始

気象庁は、大雨が降る原因となる「線状降水帯」の発生予測について、これまでの「地方ごと」から「県ごと」により絞り込んで発表することになりました。去年6月に豊橋市や豊川市など、愛知県東部に大雨が降った原因となった「線状降水帯」。
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CBC
気象庁はこれまで、線状降水帯の発生が予測された場合、半日程度前から遅くとも6時間前に、東海地方など全国11に分けた「各地方ごと」に呼びかけていました。
そして、最新のスーパーコンピュータを使った新たな予測技術を活用した結果、5月28日午前9時からは「県ごと」により絞り込んで発表することになりました。
去年6月2日の雨雲レーダー
県ごとになった線状降水帯の発生予測が発表された場合、気象庁は「大雨に対する心構えを一段と高め、地元の気象台が段階的に発表する防災気象情報に留意してほしい」と呼びかけています。
気象庁のスーパーコンピュータ
去年6月 愛知・豊川市
去年6月 愛知・豊川市

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