ウソの申請で約179万円をだまし取った疑い コロナ禍の雇用調整助成金を詐取 化粧品販売会社社長らを逮捕

雇用調整助成金、約179万円をだまし取った疑いで、化粧品販売会社社長らを逮捕です。捜査員がめくったシートの下から姿を現したのは、真っ白なフェラーリ。5月15日、警察は逮捕した男の周辺を調べました。
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(記者)「午前8時半前です。中嶋容疑者を乗せた車が瀬戸警察署に入ります」逮捕されたのは、愛知県瀬戸市の化粧品販売会社社長、中嶋恒彦容疑者(40)ら3人です。
CBC
警察によりますと、3人は2020年11月、ほかの人物と共謀して雇用調整助成金、約179万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。中嶋容疑者が社長を務める会社では、ブランド香水や化粧品などのネット販売を行っていました。
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(記者)「午前9時半です。愛知県警の捜査員らによる、会社の家宅捜索が行われています」雇用調整助成金は、コロナ禍で影響を受けた事業者の雇用を維持するために支払われるもので、中嶋容疑者はともに逮捕された知人の男2人の名前を使い、労働局に2人の休業手当を支払ったというウソの申請をしていました。
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この会社は雇用調整助成金をあわせて1億1250万円受け取っていて、警察はこれらもだまし取ったとみて捜査しています。警察は3人の認否を明らかにしていません。
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15日午前、中嶋容疑者の逮捕後に行われた自宅での家宅捜索では、ガレージに止まっていたレクサスや自宅近くに止めていたフェラーリなど、高級車を捜査員が念入りに調べる様子も見られました。警察は、だまし取った金の使い道を調べています。
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