5月14日、新潟市北区の消防署で行われていたのは中学生を対象にした消防士の職場体験です。
消防士が火事現場などで着る防火衣と酸素ボンベを装備した中学生。約20kgとなるその重さに。
【生徒】
「すごく重い」
消防士になりきって行われる訓練は…。
【高濱優生乃アナウンサー】
「中学生たちは煙が充満していて視界が悪い中、逃げ遅れた人を救出する訓練を行います」
煙だけでなく電気も消え、真っ暗な状況に生徒たちも苦戦しますが…。
署員:「右手で持って左手は壁触って」
生徒:「重っ!」
無事に人形を救出!人を救う仕事に興味があったという2人は訓練を通じて将来への思いを強くしていました。
【生徒】
「人のために、人を助けたりとかする仕事に就きたい」
【生徒】
「大人になってからだけでなく、今でも人を助けてみたいと思った」
【北消防署予防課 棚橋康郎さん】
「未来ある彼らの選択肢の中の1つに少しでも(消防士が)加わってもらえればうれしい」
生徒たちは15日も放水訓練などに参加する予定です。