【本部】本部町産のモズクをPRしようと、本部漁業協同組合モズク養殖生産部会は「もずくの日」の4月21日、同町大浜で「第1回もずくつかみどり」を開催した。
目玉のモズク30秒つかみ取りには地元住民や親子連れ、観光客ら約500名が参加。ビニール手袋をした参加者がいけすにいっぱいのモズクを、配布されたビニール袋へ詰め込んだ。モズク特有のぬめりでうまくつかめない人や、要領よくどんどん袋に入れていく姿が見られ、用意した150キロのモズクは2時間ほどでなくなった。
家族旅行で東京から訪れた小菅凌さん(12)は「お土産を探してキョロキョロしてたら『もずく』ののぼりが見えたので参加した」という。「以前、東京のスーパーで売っていたモズク酢を食べたらすごくおいしくてモズクが大好きになった。モズク天ぷらもおいしい。帰ったら今日取ったモズクいろいろ作ってみたい」と袋いっぱいのモズクにご満悦の様子だった。
本部漁協の真栄田正男組合長は2023年の町内での収穫量は約170トンだったとし「今年は200トンを目標にしたい」と意気込んだ。(仲間里枝通信員)ぬるぬるに苦戦 モズクつかみ取りに500人挑戦 2時間で15…の画像はこちら >>