5月の自転車安全月間に合わせ、新潟県警は10日、自転車の利用者にヘルメットの着用を呼びかけました。
5月10日朝の新潟市。
【記者リポート】
「こちらの交差点では警察官たちが変わったメッセージボードを持って、ヘルメット着用継続を呼びかけています」
自転車の利用者に対し、ヘルメット着用を呼びかけるとともに…
「おはようございます!ナイスヘルメットです!」
着用者にはメッセージボードなどで着用の継続を求めました。
去年4月に努力義務となった自転車のヘルメット着用をめぐっては、去年7月の調査で県内の着用率は2.4%と全国最下位に。
この日も広報活動が行われた場所で1時間調査した結果、着用率は約14.2%でした。
【県交通総合対策室 荒木慎弥 室長】
「自転車事故に遭って亡くなった方のうち、半数が頭部に致命傷を負っている。万が一の交通事故から自分の命を守るためにヘルメットは大変必要なアイテムなので、ぜひ着用していただきたい」
県警によりますと、社会人に比べ、高校生の着用率が低いことから警察は今後も学校と連携し、ヘルメット着用を含めた交通ルールを守る取り組みを進めていく方針です。