“リニアの建設残土” 岐阜県御嵩町が一部を受け入れる方針 環境保全を前提に

リニアの建設残土問題。岐阜県御嵩町が一部を受け入れる方針を明らかにしました。JR東海は、岐阜県御嵩町の美佐野地区などにリニア中央新幹線のトンネル工事に伴う残土置き場の設置を計画していますが、候補地に希少な植物が生息する重要湿地が含まれることや、残土に自然由来の重金属が含まれることなどから地元住民から懸念の声が上がっています。
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御嵩町では、去年11月から専門家らによる審議会で是非を議論したものの意見が割れ、最終的な判断を渡辺幸伸町長に委ねていました。渡辺町長は10日に会見し、自然由来の重金属が含まれる残土については受け入れないものの、それ以外は環境保全を前提に受け入れる方針を明らかにしました。(御嵩町 渡辺幸伸町長)「特に配慮が必要な場所であることを双方認識した上で、協議を進めていく」
御嵩町は、来週にもJR東海に町の方針を伝えたいとしています。
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