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ホンダのクルマには「RS」というタイプがあります。現行のラインアップでは小型車「フィット」と軽自動車「N-ONE」に「RS」というグレードがありますし、現行型「シビック」には2024年秋に「RS」が追加となるそうです。ところで、「RS」とは何の略なのでしょうか?
ホンダ史上初のRSはどのクルマ?
ホンダが初めてRSと銘打ったクルマを発売したのは初代「シビック」でした。写真のクルマです。
初代シビックの発売は1972年(昭和47年)。RSが追加となったのは1975年(昭和50年)でした。通常版シビック(2ドア)のエンジン(1.2L)が最高出力60PS、よりスポーティーな「GL」が同69PSであったのに対し、RSは76PSのツインキャブエンジンを搭載。普通のよりも速いシビックがRSだということは、やっぱりレーシングなんとかの略っぽいですね……。
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○問題をおさらい!
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○【答え】ロードセーリング(Road Sailing)
ホンダのHPにある「Honda Magazine」によれば、RSは「ロードセーリング」(Road Sailing)の略です。セーリングは帆船で航行するという意味ですよね。ホンダはRSに「あたかも水上を帆走するように、悠々と気持ちよくハイウェイを走る」という思いを込めているそうです。高速でぶっ飛ばすというよりも、悠々と走る感じのイメージだったんですね。
初代シビックで初登場したRSは、その後もホンダ車で脈々と受け継がれています。2007年には「フィット」にRSが登場。2015年には「ジェイド」、2016年には「ヴェゼル」、2017年には「N-ONE」にRSが追加となりました。
2024年秋に登場予定の「シビックRS」は6速マニュアルトランスミッション(MT)専用グレードであることが予告されています。「操る喜び」を追求した1台となるそうですから、期待しましょう。
それでは、次回をお楽しみに!