『栗の実』に空いた小さな穴 コレ何? 正体に「初めて知りました」

栗の実に時々空いていることがある小さな穴。あの小さな穴の原因が何なのか、そして穴が空いていても栗の実の品質に問題がないのか気になるところです。
本記事では気になる栗の実の穴について、パルシステムの公式サイトに掲載されている情報を紹介します。
パルシステムの公式サイトによると、栗の実に空いている小さな穴は『虫くいの跡』なのだそうです。
栗の実を食べる虫は多数いますが、なかでも栗の実の表面に空いた穴は、『クリミガ』や『クリシギゾウムシ』などの虫が原因と思われるとのこと。これらの虫は実の表面の皮と実の間に卵を産み付ける習性があります。
その卵からふ化した幼虫が皮を破った時にできた跡が、小さな穴となって残ってしまうそうです。
卵が産み付けられた時点では見た目の変化はほとんどなく、虫が付いていない栗の実を見分けるのはとても困難。そのため選別時に見落とされやすいようです。
虫くいの栗の実は、ほかの栗の実と同様に食べても問題がないのか不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
パルシステムの公式サイトによると、栗の実の中に入り込んでいる虫と、穴が空いて変色してしまった箇所を取り除けば食べても問題ないそうです。
中の虫と虫食いの部分を、変色したところまで取り除けばお召し上がりいただけます。しかし、虫が実のおいしいところを食べてしまっているので、せっかく調理してもおいしくないことがあります。穴が開いている栗には虫が入っている可能性が高いので、虫が苦手な方は、穴が開いているかどうかを確認して、気持ち悪い場合には処分をお願いいたします。
パルシステム公式 ーより引用
選別時、卵が産み付けられているかどうかの見分けが難しい以上、購入した栗に虫くいの実が入っている場合があるかもしれません。しかしあまり気にならない人は、虫くいによって変色した部分を除去しておいしく食べましょう。
[文・構成/grape編集部]

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