本来白いイメージの新ニンニクの皮が紫色に変色していると、「傷んでしまったのか…」と不安に思う人もいるかもしれません。
そこで本記事では、新ニンニクの皮が紫色になるのはなぜなのか、食べても大丈夫なのか、パルシステムの公式サイトに掲載されている情報を紹介します。
新ニンニクとは、5~6月に出回るニンニクのことです。
1年中手に入るニンニクは、収穫後3~4週間かけて乾燥させた状態で販売されています。一方新ニンニクは乾燥させずに出荷するため、水分量が多くみずみずしいのが特徴です。
また新ニンニクは辛みが少ないため、ホイル焼きや素揚げなどのニンニク自体を味わう料理や、カツオのたたきの添え物などに向いています。
ただし乾燥していないぶん水分が多いので、傷みやすい点には注意が必要です。風通しのよいところに吊るして、1週間を目処にできるだけ早く使い切りましょう。
新ニンニクは普通のニンニクと比べて傷みやすいため、変色していると気になるもの。しかしパルシステムの公式サイトによると、皮が紫色に変色している新ニンニクは食べても問題ないそうです。
薄皮が紫色に変色しやすい品種です。食べてもまったく問題ありません。
新にんにくの産地は香川県中心でお届けしています。品種は上海早生(シャンハイワセ)が主です。
にんにくの成分と鉄分が反応し紫色に変色しやすいのですが、食べても問題はありません。
パルシステム公式 ーより引用
ニンニクの皮が紫色になるのは、『アントシアニン』という成分が理由。アントシアニンは抗酸化作用のある健康にいいとされる成分の1つで、口にしても問題ありません。
なお、ニンニクの成分と鉄分の反応は普通のニンニクでも起こることがありますが、新ニンニクでは特に起こりやすいとされています。
もし買った新ニンニクの薄皮が紫に変色したとしても、自然に起こることなので気にせずおいしく食べてくださいね。
[文・構成/grape編集部]