初夏告げるハマヒルガオ 淡い紫色の花、浜辺に彩り 勝浦・興津海岸

立夏を迎えた5日、勝浦市の興津海岸でハマヒルガオが花を咲かせ、初夏の訪れを告げた。
ハマヒルガオは全国各地の砂浜などに自生する多年草。直径5センチほどのラッパ形をした花とハート形の葉が特徴的で、砂地をはうように茎を伸ばす。初夏の季語になっている。
約500メートルの白い砂浜が広がる同海岸では、あちらこちらにハマヒルガオが見られ、特に東側の砂だまりに一大群生地を形成。淡い紫色の花が潮風に揺れ、浜辺に彩りを添えている。
晴天に恵まれた大型連休終盤のこの日は、大勢の家族連れらが海岸を訪れ、潮が引いて現れた岩場で磯遊びをしたり、立ち乗りしてボードをこぐSUP(スタンドアップパドルボード)で波穏やかな海を楽しんだりする姿があった。

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