無免許で公用車を運転した三重県津市の男性技師が、減給の懲戒処分を受けました。
2日付けで減給10分の1・6か月の懲戒処分を受けたのは、津市役所営繕課に勤務する男性技師(25)です。
運転が下手すぎて発覚 無免許で公用車を運転した市職員(25)…の画像はこちら >>
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津市によりますと男性技師は去年6月、自動車の運転免許を取得していなかったにも関わらず公用車を運転。その際に「アクセルとブレーキはどっちでしたっけ」と発言するなどし、同乗した上司らが運転技術が拙いことを不審に思い、たびたび免許証の提示を求めていました。これに対し男性技師は「なくした」「自宅に忘れた」などと報告し、提示を拒んでいたたということです。その後、9月になって免許証を提示したものの、交付日が9月の日付だったため、公用車を運転した6月時点では免許を取得していないことが発覚しました。
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男性技師は入庁前に自動車学校には通っていましたが、免許を取得できなかったということです。
男性技師は「とっさに嘘を重ねてしまった」などと無免許運転の事実を認めていて、津市役所では再発防止策として、今年度から車を運転する業務に携わる職員については所属長が免許証の現物を確認するなどしているということです。
また、男性技師は、ことし4月25日付で運転免許を取り消されたということです。