孵らない卵を温めているガチョウ こっそり有精卵にすり替えたら…?「泣いた」

アメリカのカリフォルニア州で、犬やガチョウ、ニワトリなどの動物たちと暮らしているモナさん。
彼女は、かわいがっているガチョウのハリエットちゃんが、産んだ卵を温めているのに気が付きました。
母親になる準備万端のハリエットちゃん。しかし…ハリエットちゃんが産んだ卵は無精卵だったのです。
決して孵らない卵だと知らずに、大事に温めているハリエットちゃんを見たモナさんは、あることを思いつきます。
「ハリエットの卵を有精卵に換えてあげよう」
モナさんはガチョウの有精卵を手に入れて、こっそり入れ替えることにしたのです。
何も知らないハリエットちゃんは、すり替わった有精卵を温め続けました。
卵の上から動こうとしないハリエットちゃんのために、モナさんも水や食べ物を運んでサポート。
そしてある朝ついに、卵が孵化したのです!
ひびが入った殻をクチバシで突いて、ヒナが出てくるのを手伝うハリエットちゃん。
こうして3羽の元気なヒナが誕生しました!
ヒナの誕生から36時間後、親子は初めて一緒に小屋の外に出てきました。
草を食べたり、走り回ったりして、元気いっぱいのヒナたち。
ハリエットちゃんはそんなヒナたちから決して目を離さず、常に外敵から我が子を守ろうとしています。
「ハリエットは母親になるべくしてなったのです!」とつづられた動画には、たくさんの祝福のコメントが寄せられました。
・ハリエットは優しくて最高の母親だ!
・まさか自分がガチョウの親子の動画を見て、泣くとは思わなかった。
・この話を絵本化してほしい。
ヒナたちはハリエットちゃんと同じ、セバストポル・ガチョウという種類なのだとか。
3羽ともハリエットちゃんの愛情をたっぷりと受けて、すくすくと成長しています。
血のつながりを超えたハリエットちゃんとヒナたち親子の絆は、これからもより強くなっていくことでしょう!
[文・構成/grape編集部]

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