9年間の日本勤務、お疲れさまでした。
アメリカ海軍は2024年4月24日、空母「ジョージ・ワシントン」が米本土東海岸にあるバージニア州のノーフォーク海軍基地を出港し、日本へ向かうと発表しました。
すでに、同艦は翌25日にノーフォーク海軍基地を離れており、今後はカリブ海を通ってひたすら南下したのち、南アメリカ南端のホーン岬を回って太平洋に入る予定です。
なお、空母「ジョージ・ワシントン」には、バージニア州のオシアナ海軍航空基地に所在する第7空母航空団から飛行隊が分派されているほか、ミサイル駆逐艦「ポーター」と補給艦「ジョン・レンソール」が同行しており、これらで艦隊を組んでいるそうです。
空母「ロナルド・レーガン」間もなく見納め! 後継が日本へ向け…の画像はこちら >>アメリカ海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」(画像:アメリカ海軍)。
アメリカ海軍の説明によると、「ジョージ・ワシントン」は今夏、カリフォルニア州において空母「ロナルド・レーガン」と前方展開空母としての任務交代を行うとのこと。前方展開空母とは、すなわち在日米海軍の横須賀基地に配備されている空母のことを指すため、2024年4月現在、同基地に配備されている空母「ロナルド・レーガン」もおそらく近いうちにその交代のために離日すると思われます。
ちなみに、空母「ジョージ・ワシントン」は2008年9月から2015年5月までの間、日本を事実上の拠点として活動していました。そのため「ロナルド・レーガン」と交代して来日すれば、2回目の日本への前方展開となります。