マイホームで絶対に譲れないものTOP3、「耐震性」「間取り」あと1つは?

アイ工務店は、「マイホームに関する調査」結果を4月25日に発表した。同調査は、2024年4月10日~11日の期間、直近3年以内に注文住宅の購入を検討している全国20代~50代の男女300人を対象にインターネットを用いて行われた。

直近3年以内に注文住宅の購入を検討している人に”マイホームの理想の間取り”を聞いたところ、「3LDK」が35.0%と最も多く、次いで「4LDK」が33.3%、「5LDK」が18.0%という結果になった。

「3LDK」を選んだ理由として、「書斎、リビング、寝室、プライベート用の部屋が必要なため」「子どもが生まれてから子ども部屋を与えたいから」が挙げられた。

また、マイホームの間取りとして”ほしい空間”を聞いたところ、1位「ウォークインクローゼット」(67.7%)、2位「子ども部屋」(52.7%)という結果に。また、「パントリー」や「シューズクローク」も4割以上がほしいと回答しており、収納スペースが人気なことが判明した。

マイホームを購入する際に、”多少価格が上がったとしても絶対に譲れない”と思うポイントを聞いたところ、「耐震性」が最も多く64.7%、僅差で「断熱性・気密性」(64.3%)、「間取り」(61.0%)という結果になった。

また、住宅メーカーを選定する際のポイントを尋ねたところ、最多は「信頼できるブランド」であることが69.7%、次いで「独自技術を持っている(断熱、耐震)」(64.3%)、「価格・技術・デザインのバランスが良い」(58.7%)と続いた。

住宅の資産価値に関する考え方として、「100万円建設費用が上がるが、15年以上価値が下がりにくい家」と「100万円建設費用が安いが、5年後価値が下がる家」のどちらにより近いかを調査したところ、72.0%が「たとえ建設費用が上がったとしても価値が下がりにくい家」を望んでいることがわかった。

また、住宅の「省エネルギー基準」に対する考え方としては、「(費用の高い)2025年に厳格化される「省エネルギー基準」を見越した住宅」と「(費用の安い)2025年以前の「省エネルギー基準」を満たす住宅」のどちらが良いか聞いたところ、67.7%が「(費用の高い)2025年に厳格化される「省エネルギー基準」を見越した住宅」を望んでいる結果となった。

さらに、今後住宅購入の原価(木材・設備・工事費用など)がどうなると考えているか尋ねたところ、「上がると思う」人が約8割という結果となり、「下がると思う」人はわずか1.7%にとどまった。

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