ロイヤリティ マーケティングは4月24日、「世代別のお金の使い方に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2024年3月5日~9日の期間、「Pontaリサーチ」会員である20代~60代の男女1,016人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、毎月自由に使える金額について調査すると、全体では「2万円~3万円未満」が18.4%でトップとなり、X世代(44歳~58歳)以上の世代で割合が高かった。
世代別に割合が最も高い金額を比較すると、Z世代(20歳~27歳)が最も高く「3万円~5万円未満」(19.6%)だった。Y世代(28歳~43歳)は「1万円~2万円未満」「2万円~3万円未満」が16.9%ずつ、X世代は「2万円~3万円未満」が19.8%だった。
次に、毎月自由に使えるお金を何に使いたいかを聞いたところ、「旅行/観光」「外食/食事」が全世代で1位、2位となった。資産形成に関する使い道の「貯金」「投資」を見ると、若い世代ほど割合が高く、Z世代の約4割が「貯金」、約2割が「投資」と回答。
また、子育て状況別で見ると、子育て層では「ファッション/美容」、子育て層以外(子育ては落ち着いた、子どもはいない)では「外食/食事」「旅行/観光」が上位という結果に。
今後保有したい金融資産・不動産資産について質問したところ、「NISA」が各世代で約3割ずつとなり注目の高さがうかがえるという。
また、現在保有している金融資産において尋ねると「NISA」が全ての世代で2割を超える結果に。Z世代・Y世代においては、「普通預貯金」に次いで高かった。