北海道 道央圏では桜が見ごろ 大型連休は晴れる日が多いの画像はこちら >>
今日(27日)の北海道は広く晴れて、内陸を中心に各地で気温が上がっています。紋別地方の遠軽町生田原では13時18分に30.1度を観測し、今季道内で初の真夏日となりました。午後3時までの最高気温は札幌で27.9度、小樽では27.3度と、今年一番となった所も多くなりました。この陽気もあって札幌や小樽など道央圏では桜の見ごろとなっています。今後気になる大型連休の天気ですが、晴れる日が多く、お花見など行楽にもよい日和となるでしょう。
今日は晴れて気温が上昇 記録的な暑さの所も
今日の北海道は、稚内周辺など道北の一部で曇っている他は広く晴れており、内陸を中心に気温が上がっています。午後3時までの最高気温は紋別地方の遠軽町生田原で30.1度と、道内では今年に入り、初めて日最高気温が30度に達する真夏日となりました。札幌でも27.9度と今季一番の暖かさとなり、小樽では27.3度と、今年初の夏日となりました。札幌では先日24日に、統計史上2番目に早く桜満開の観測となりました。小樽や余市などを含め道央圏では桜の見ごろとなっている所があり、多くの人で賑わっている模様です。なお、倶知安やニセコ方面など後志地方の内陸では、まだつぼみの付いた枝が多数見られる木がほとんどで、これらの地域ではこれから本格的な見ごろとなりそうです。
大型連休の天気は?
気になるゴールデンウィーク前半の予想天気ですが、明日(28日)~明後日(29日)にかけては引き続き高気圧の圏内となり、広く晴れるでしょう。なお、この両日は地上付近の風が西または北よりの風となる所が多くなるため、今日のような暑さとなる所は少ない見込みです。しかし、30日(火)~1日(水)には前線を伴う低気圧が北海道付近をやや発達しながら通過する見込みです。太平洋側を中心に広く雨となり、行楽にはあいにくの天気となるでしょう。低気圧の発達程度や進路によっては大雨となる恐れもあります。また低気圧に向かって北から寒気が入るため、今日気温の上がったオホーツク海側などでは一転して日最高気温が一けたにとどまる可能性があります。最新の気象情報に留意し、気温差による体調管理などにも注意して下さい。なお、1日後半には次第に天気は回復に向かい、2日(木)には広く晴れ間や日ざしが戻るでしょう。先日24日、日本気象協会より発表された桜開花予想によると、今月30日には網走で、来月2日は稚内、4日(土)には釧路で開花する見込みです。来週は道北や道東方面から桜開花の便りが届きそうです。