温泉施設“紫雲の郷”を管理していた紫雲寺記念館が破産申請 負債額約1億2000万円【新潟】

新潟県新発田市にある紫雲寺記念館が破産による整理を予定していることがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、紫雲寺記念館は1996年5月に設立された事業体で、県紫雲寺記念公園内にある紫雲の郷館の指定管理者として施設の管理運営などを手掛け、2019年3月期は約2億9600万円を計上していました。

しかし、傍らで行っていたフグ養殖からの撤退に加え、新型コロナ禍・物価高の影響もあり、運転資金が枯渇。

また、紫雲の郷館の指定管理者から外れたことで、再建の目途が立たなくなり、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は約1億2000万円と見込まれているということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする