4歳息子に公園の茂みで小便させ罰金科せられた母親 公共トイレ…の画像はこちら >>
アメリカで、公園の片隅で息子の小便を許可した母親に対し、違反切符が手渡された。『New York Post』『The U.S. Sun』などが報じている。
6日、アメリカ・ニューヨーク州在住の女性(46)が、息子(4)を連れて公園を訪れた。春らしい気候のなか母子で遊んでいたが、しばらくして息子が尿意を催したという。
そこで女性は最寄りの公共トイレへ息子を連れて行ったが、「トイレ使用不可」の張り紙が貼ってあり、中に入ることができなかった。
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息子が我慢できない様子で「漏らしそう」と話したため、女性は急いでトイレ裏の茂みに入り、そこで小便する許可を息子に与えた。
すると、その様子を見かけた警察官がいたようで、応援部隊も加わり5人ほどの警察官に母子は取り囲まれた。
さらに警察官の1人が「公園では、トイレ以外の場所での排泄は違法行為です」などと告げて、約7,500円の罰金を示す違反切符を母親に手渡したほか、裁判所への出廷も命じたそうだ。
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母親は渋々了承して違反切符を受け取った。しかし納得がいかなかったようで、一連の体験をメディアに話すことにしたようだ。
母親は、「彼ら(警察官たち)は、『なぜ事前にトイレに連れて行かなかったのか』『息子さんはトイレを我慢できる年齢ですよね?』と発言するなど、失礼な態度でした」「息子には感覚処理障害があって、尿意を感じるのも遅くなってしまうことがあるんです」「正気の沙汰とは思えません」と各社の取材に話している。
続けて、「これは公園だけの問題ではありません。子供をもつ親として、公共トイレがどこも使えなくて、いつも苦労しているんです」「何も私は道路脇でなら用を足していいと言っているわけではありません。どうしてもトイレを我慢できない子供の緊急事態だったんです」などと話して、裁判所出廷時に異議を唱える意向を明かした。
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母親の批判を受けて、ニューヨーク市の公園管理局広報は、「当時、母子のいた場所の反対側の建物内に公共トイレが2つありまして、どちらも使用可能な状態でした」と説明した。
続けて、「同公園内において、公共の場での排泄行為は禁止されています。来園者の皆様には、市が提供しているトイレ施設をご利用いただくようお願いしております」とも話している。