働く人の“平日ランチ”の実態-予算は自炊以外はインフレ傾向、「外食」は平均1,243円

ホットペッパーグルメ外食総研は4月17日、「有職者のランチ実態調査(2024年3月実施)」の結果を発表した。同調査は3月1日~12日、首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の有職者男女を対象に、インターネットで実施した。

有職者の平日のランチ・食べ方の1位は、4年連続で「自炊、または家族等が作った食事」(31.1%)だった。2位が「小売店や飲食店で購入した食事」(20.4%)、3位が「自分、または家族等が作った弁当」(19.2%)となっている。1年前と比べて増えているランチの食べ方は「自炊、または家族等が作った食事・弁当」(18.3%)で、調査開始以来5年連続で最多となった。

平日のランチの形態別の予算の全体平均は452円で、2年連続して過去最高額を更新した。最も高かったのは「出前、デリバリーしたもの」で平均1,368円、次いで「外食店内での食事」で平均1,243円となり、ともに4年連続で増額した。

働き方の変化によるランチへの影響について尋ねたところ、「テレワークを行う機会が増えたため」「テレワークが日常化したため」の各項目の構成比が前年より減少した。逆に、「コロナ禍前までの働き方に戻りつつあるため」の各項目の構成比は前年より伸びており、テレワークや在宅勤務など、コロナ関連で一時増加したワークスタイルが徐々に平時に戻りつつあることがうかがえる。

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