三重県名張市の赤目四十八滝で水族館がリニューアルオープン。館長に抜擢されたのは全国最年少「22歳」の青年です。
全国最年少館長は“22歳” 来訪者激減の「サンショウウオセン…の画像はこちら >>
4月20日、三重県名張市にリニューアルオープンする「赤目滝(あかめだき)水族館」。
日本サンショウウオセンターとしてオープン(撮影:2010年)
オオサンショウウオを展示(撮影:2010年)
もともとは1982年に「日本サンショウウオセンター」としてオープンし、国の特別天然記念物のオオサンショウウオなど、様々なサンショウウオを展示していました。
しかし開業から42年が経ち、施設は老朽化。センターを含む赤目四十八滝への来訪者数は、全盛期の3分の1以下にまで落ち込んでしまいました。
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その状況を打開するため、様々な生き物を展示する「水族館」として生まれ変わることになりました。
(朝田光祐 館長 22歳)「めっちゃもったいない施設だと思った。どんどん発信してでかくしたい」新しい水族館の舵を取るのは朝田光祐(あさだ こうすけ)館長22歳。この施設で去年、働き始めたばかりですが、若い感性で観光客を誘致するため、館長に抜てきされました。
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朝田館長が目指すのは、赤目四十八滝周辺の生態系が学べる“オンリーワン”な水族館。
例えば、新設した水槽は、オオサンショウウオが滝つぼに潜んで暮らす様子を再現。展示する生き物もサンショウウオのほかにも、アマゴなど20種類近くを増やしました。
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(朝田光祐 館長)「(これまで)滞在時間が平均1、2分だった。渓谷に生息する魚類の事前知識を得て、その後に渓谷に行くと、見え方も違ってくる」
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水族館の命運はいかに。朝田館長が狙うのは、去年の約2倍の年間20万人の集客です。
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