『スライサー』は野菜を簡単にスライスできる便利な調理器具ですが、使用中に指をケガしてしまう事故が発生しているそうです。スライサーでケガをしてしまうと、傷が深いため完治までに時間がかかることも。
本記事ではスライサーの安全な使い方について、国民生活センターの『くらしの危険』に掲載されている内容から紹介します。
『くらしの危険』によると、スライサーでのケガは単純に指を切るだけではなく、指先の皮膚を削ぎ落としてしまうことがあり、止血しにくい場合があるそうです。
そのような深い傷を負ってしまった場合は治るまでに時間がかかってしまうため、しっかり注意して使用しなければいけません。
普段の調理に活躍する便利アイテムであるからこそ、ケガをしないよう気を付けて使用しましょう。
スライサーでのケガのリスクを減らすには、安全ホルダーを使うのがおすすめです。手ではなく安全ホルダーを使って食材をつかむことで、指先がスライサーの刃物に当たるリスクを減らせます。
実際に起こった事例を見ると、ケガをするのはスライサーの使用時だけとは限りません。収納してあるスライサーに誤って触れ、指先を切る危険もあるようです。
収納の仕方を工夫したりスライサーの収納場所へ不用意に手を入れないようにしたりなど、細かな部分にまで配慮しましょう。
スライサーによるケガを防ぐための注意点について、『くらしの危険』では以下のようにまとめられています。
使用する際は取扱説明書をよく読み、刃物であることを認識して十分注意しましょう
野菜が小さくなったら食材をつかむ「安全ホルダー」を使ったり包丁で調理したりしましょう
スライサーを洗う際や引き出しなどからものを取り出す際にも刃に触れないよう注意しましょう
くらしの危険 ーより引用
スライサーを使う際は、「刃物を取り扱っている」という意識を忘れず、十分注意してケガを防ぎましょう。
[文・構成/grape編集部]