沖縄の離島の防災対策 座間味村が東京の企業と共同で研究 情報共有し課題克服へ

座間味村(宮里哲村長)は3月4日、地域防災力の向上を目指し、ランドブレイン(東京都、吉武祐一代表)と防災対策推進のための連携協定を結んだ。
村には村人口の約100倍に当たる年間約10万人の観光客が訪れ、今後も増えることが見込まれる一方、災害時の交通や避難所、観光客への対応などの課題を抱えている。また、防災の専門課がないため、課題を把握することが難しいという。
今回の協定では、災害への備えや対応について共同研究を行い、「災害に強く靱(しな)やかなまち」に向けた提言、取り組みを進める。
村の防災の課題は県内の他の離島にも共通している部分があるため「離島防災対策」と銘打ち、他の小規模離島との情報共有で課題の克服を目指す「離島防災協力チーム(仮称)」の発足を提案する方針。(石川護通信員)沖縄の離島の防災対策 座間味村が東京の企業と共同で研究 情報…の画像はこちら >>

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