うなぎの宇宙食「スペースうなぎ」一般販売開始

野県の老舗うなぎ料理店を営む観光荘は、日本初のうなぎ宇宙食「スペースうなぎ」の一般販売用を発売する。

「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」は、宇宙空間でも宇宙飛行士においしいうなぎを食べてもらいたいという思いで開発した日本初の宇宙食用うなぎ蒲焼。厳しい宇宙食製造の基準をクリアするため、HACCPの考え方を取り入れるなど衛生管理体制を徹底的に見直し、同社のうなぎ加工場をリニューアルして製造している。

原料は、愛知県豊橋市の養鰻事業者「夏目商店」と観光荘が共同で開発した国産うなぎブランド「シルクうなぎ」を使用。宇宙空間でも食べやすいように、小豆島の「宝食品」にレトルト加工委託を行い、袋を開けてそのまま食べられる仕様になっている。

今回、一般販売用「スペースうなぎ」を発売。同商品は観光荘の店舗で提供しているうなぎ蒲焼と同様に蒸さずに香ばしく焼き上げ、甘めのタレで仕上げつつ、宇宙食として使用できるよう特殊な製法でレトルトパックにしている。携帯に便利で長期保存も可能なため、アウトドアや備蓄用の災害食などにも活用できるという。

「スペースうなぎ」は、観光荘店頭、オンラインストア、宇宙関連施設などで販売予定。

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