“人が集まるように”と願いが込められた桜 「戦国時代にはなかった」約400本 国宝「犬山城」と桜のコラボ

愛知県犬山市の“国宝”犬山城…今しか見られない桜との共演です。現存する日本最古の天守閣をもつ国宝・犬山城。小高い山の上にあり、白く優美な佇まいから、別名「白帝城」とも呼ばれています。城内と木曽川沿いには約400本の桜、4月11日は桜吹雪も。
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実は犬山の桜には、こんな逸話が…(犬山市観光協会 後藤真司さん)「戦国時代や江戸時代には(犬山には)桜はありませんでした」
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軍事拠点として作られ、人があまり訪れない場所だったという犬山城。明治以降、「少しでも人が集まるように」と少しずつ桜が植えられ、長い時間をかけて、現在の美しい景観になったのです。(台湾からの観光客)「とてもきれい」(スペインからの観光客)「すばらしい。美しい」(マレーシアからの観光客)「最高。とても美しい」
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この冬、犬山は外国人観光客の滞在が前の年と比較して、全国で最も増えた街となりました。(絵を描いていた人)「満開は終わってるけど、花びらも舞って良い」Q昔は犬山に桜がなかったって知ってますか?「知らなかったです」Q人が集まるようにという願いについて。「願いが通じてますね」
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活気にあふれる令和の犬山。桜はもう少しだけ楽しめそうです。
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