那覇市の波の上ビーチが7日、海開きした。浮輪やゴーグルを身に着けた子どもたちが一斉に海へ飛び込み、水しぶきと歓声を上げた。あいにくの雨となったが、新型コロナの全ての制限が解けて初めての海開きで、大勢の家族連れでにぎわった。遊泳期間は10月31日まで。
小雨の中、海開きした波の上ビーチで元気に遊ぶ子どもたち=7日午前、那覇市若狭(金城健太撮影)
那覇市立天妃小学校2年の金城玲花さん(7)と國吉真理華さん(7)が海開きを力強く宣言。2人は若狭ちむどんどん太鼓のメンバーで、仲間たちと創作エイサーを踊り、イベントを盛り上げた。
ビーチの浅瀬に隠されたゴルフボールを探す「宝探しゲーム」では小学生がわれ先にと海へ飛び込んだ。最初にボールを見つけた天妃小3年の横山遼太さん(8)は「今年も海で泳ぐのが楽しみ」と声を弾ませた。
波の上ビーチを含む波の上うみそら公園の指定管理者「ナハ・シー・パラダイス共同企業体」の白石武博代表は「安全に楽しく、美しい海を楽しんでいただける施設運営をしたい」とあいさつした。(社会部・吉田伸)
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