子育て中は、電車で移動するのもひと苦労。
事前に対策を講じていても、子供が泣かないようにするのは至難の業です。
親の大半は、子供がなかなか泣き止まず、途方に暮れた経験を持っていることでしょう。
「お兄さんに幸あれ」
そんな言葉とともに、親子で電車に乗った時のエピソードをX(Twitter)に公開したのは、子育て中の、おもち(@mochiomochico)さん。
その日は電車内で、1歳5か月の子供が感情を爆発させ、大泣きしてしまったそうです。
すると、近くにいた20代と思われる男性が「よければどうぞ」と何かを差し出したとか。
子供が泣き止んだ、男性からのプレゼントが…。
サンリオの人気キャラクターをかたどったお菓子『サンリオキャラクターズチョコレート』の、ポムポムプリン!
かわいさに魅せられて気がまぎれたのか、子供はじっとチョコレートを見つめています。
「もー、優しすぎる。泣く」とコメントしたおもちさんは、改めて感謝の思いをこのようにつづっています。
泣き止んだのでとっても助かりました。
ちなみに子供にチョコはあげておらず、大人がおいしくいただきました。
どんな形であれ、その優しさが嬉しかったです。
おもちさんの力になろうとした、男性の行動はネット上で反響を呼び、4万を超す『いいね』が寄せられるとともに、称賛の声が続出しています。
・優しさに感動した。こんな大人になりたい。
・お兄さん、なんてかわいい物を持ち歩いているんだ。おやつにするつもりだったのかな?
・お菓子を『食べる用』として渡すのは難しいけれど、このお菓子だったら子供が眺める『かわいいおもちゃ』として渡せますね!
・断られる可能性があっても、自分にできることをしようと思った、心優しきお兄さんが素敵!
・自分だったら、相手の反応が怖くてできない。すごい行動力です。
年齢によって食べられるお菓子は異なり、アレルギー反応も怖いもの。
また、悪意のある人が毒物を入れる事件がかつてあったため、他人から飲食物を渡された際には、判断が難しいところがあります。
それは、チョコレートをプレゼントした男性側も、重々承知していたことでしょう。
きっと「どんな反応をされてもいいから」と、勇気を出して声をかけたのではないでしょうか。
男性の心遣いは、おもちさん親子だけでなく、ほかの何万もの人々にまでしっかりと伝わっています!
[文・構成/grape編集部]