スナップエンドウは、春から夏にかけて旬を迎える野菜です。
シャキシャキとした食感がおいしいスナップエンドウですが、筋が太くしっかりしているため、よい舌触りで味わうためには、取り除く必要があります。
そんなスナップエンドウの筋を上手に取る方法が、マヨネーズの製造元としておなじみの、キユーピー株式会社(以下、キユーピー)のウェブサイトで紹介されていました。
キユーピーが教えるスナップエンドウの筋を取る方法は大きく分けて2つあり、『フォークを使う方法』と、『フォークを使わない方法』です。
まずはスナップエンドウのヘタのすぐ下辺り、豆が入っている手前の部分にフォークを刺します。
フォークを刺したままスナップエンドウを裏返し、親指と人差し指でヘタとフォークを同時に押さえながら、ヘタの先端をポキっと折ります。
ヘタとフォークをつかんだ状態で、手前にスッと引っ張りましょう。左右の筋を先端まで引っ張れば、両側の筋が取れるそうです。
最後に、反対側の先の突起部分をつまんで取れば、筋取りの完了です!
スナップえんどうの筋を取っていて途中で切れてしまった…という経験はありませんか?そんな方に朗報ですフォークを使えば、簡単に筋が取れます!ヘタの部分にフォークを刺して下ろすだけ。刺す位置がポイントです https://t.co/4MFsMG4H9z pic.twitter.com/ZPFYMON3eS
また、フォークで筋を取る際の注意点が、以下のように解説されています。
ポイント・注意事項
フォークを使う時は、まな板の上にスナップえんどうを置き、指で固定してからフォークをさします。空中で行うと危ないので、必ずまな板の上で、安定した状態でおこなってください。
初心者の方やお子さまがおこなう場合は、フォークを使うことで、スナップえんどうに穴があき、ヘタを確実に折ることができるので、おすすめです。また、穴があくことで、折る位置を定めることもできます。
キユーピー ーより引用
フォークは、正しく扱わなければ、ケガをするリスクのある食器です。
そのためフォークを使用する際は、必ずまな板を用意し、ぐらつきのない状態で作業をすることが大事でしょう。
フォークを使って筋を取る方法のほかに、道具を一切使わずにスナップエンドウの筋を取る方法もあります。
まずはスナップエンドウのヘタのすぐ下辺り、豆が入っている手前の部分に親指をしっかりあてて、ヘタの先端を手前と後ろに倒して折りましょう。
親指をあてたまま、筋に親指をくぐらせるようにして、手前にスッと引っ張ります。そのまま左右の筋を先端まで引っ張れば、両側の筋が取れるのだとか。
最後に、反対側の先の突起部分をつまんで取れば、筋が取り終わりました!
※写真はイメージ
キユーピーによると、スナップエンドウの筋は、ゆでる前に取ったほうがよいのだとか。加熱後だと先端のヘタがやわらかくなり、折れにくく、筋が取りにくいといいます。
さらに、加熱後に筋を取ろうとすると、さやが開いてしまうことがあるそうです。スナップエンドウの筋を取る際は、『ゆでる前に取ること』を忘れずに作業したいですね!
スナップエンドウをおいしく食べたい人は、キユーピーが教える2種類の筋の取り方を試した上で、一番やりやすい方法を見つけてみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]