30代男性が2人組に襲われ片腕を失う 店前での喫煙を注意し恨…の画像はこちら >>
「ここでは喫煙しないでください」と注意した男性が、その後に襲撃されて病院へ救急搬送された。事件の経緯について、タイのメディア『Thaiger』などが伝えている。
1日、タイ・チョンブリー県にある酒屋のすぐ外で、男性Aさん(39)が2人組に襲われ重傷を負う事件が発生した。
Aさんの恋人であるダラポーンさん(39)の通報を受け、現地警察がただちに出動。その到着前にAさんは病院へ搬送されたが、ひどい怪我を負っており、一部メディアは「片方の腕を切断されていた」と報じた。
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ダラポーンさんによると、Aさんと襲撃犯2名とは、事件の少し前に店の前で会ったばかりだったようだ。そのとき2人組は、タバコを吸いながら近くで発生したバイク事故の様子を眺めていた。Aさんはそんな2人組に近づき、「ここでの喫煙は控えてほしい」と声をかけたという。
その後にAさんとダラポーンさんは店の前に座ってくつろいでいたが、バイクに乗った2人組が舞い戻り、Aさんを刃物で襲撃。左腕を切断されたAさんは、気丈にも腕を拾いダラポーンさんと逃げようとしたが、2人組は執拗に後を追い諦めようとしなかった。
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Aさんとダラポーンさんは必死に逃げながら、近くにいた人たちに「助けてくれ」と懇願。そうするうちに勇気ある目撃者が介入したため、2人組は襲撃を中断し、その場にバイクを置いたまま逃走したのだという。
通報を受けた警察はすぐに捜査を開始したが、バイクにナンバープレートがついていなかったため、持ち主は特定できなかった。現在も容疑者逮捕に向けて慎重に捜査を進めており、近くに設置してある防犯カメラの映像を入念に確認しているところだという。
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喫煙にまつわるトラブルが事件につながるケースは、過去にもあった。2023年12月には香港の屋台で食事をしていたシンガポール人一家が、近くでタバコを吸っていた男(50)に注意し、トラブルに発展。逆ギレした男がボトルで襲いかかった後に逃げ出すと、家族が追いかけて殴り合いの喧嘩になった。
その様子を見ていた人たちは経緯がまるで分からず、加害者であった男に加勢。流血の事態となったため、警察が介入したと報じられた。