ローチケ、“過酷すぎるアップデート”でユーザーから疑問の声続出 追加説明するも「対応が遅いから…」

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3日、チケット販売サイト・ローソンチケット(以下ローチケ)では「電子チケットの不正防止」を目的とした利用方法の変更を実施。その内容にユーザーらから疑問の声があがったところ、方針変更することを発表した。

この日、ローチケは突如アップデートを実施。「電子チケットの不正防止」を目的として機種変更やアプリの再インストール、異なるスマートフォンへのSIMカード/eSIM入れ替えを行うとチケットが消失・復元不可能になるという仕様を実装した。
これは転売防止への施策ではあるのだが、端末の故障や紛失、不具合によるOS初期化を想定しておらず、かなり過酷な制約になっていると言えるだろう。

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また、最近のOSでは利用頻度の低いアプリの一時ファイル削除やアプリのアンイストールを行う機能があるため、自分でアプリを消していないにも関わらずチケット消失の対象になってしまう可能性がある。そしてSIMカード/eSIM入れ替えで復元不能になる仕様は、混雑により通信が困難となるライブ会場とその周辺への対策が必要な利用者との相性も良くないと言えるだろう。
これを受け、ネット上では「チケット受け取った後にスマホが壊れたら買い換えることが不可能になったって事だぞ」「ローチケの人間ってスマホを家から持ち出したことない? 神棚とかに供えてる?」といった疑問の声が多数寄せられていた。

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ユーザーらからの疑問の声を受け、ローチケはお知らせのページを更新し「お客様の状況をお伺いさせていただきました後、再表示設定をさせていただきます」といった説明を追加した。
ただ、この文言に対してもユーザーからは「問い合わせのレスポンスが遅いことで定評のあるローチケさんの対応力に注目ですね」「ローチケくんはそもそもの問い合わせ対応が遅いからな…怖いな」といった心配の声も寄せられている。

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北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。

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