第一興商は4月3日、「カラオケユーザー調査」の結果を発表した。調査は1、カラオケボックスを1年以内に利している利者層3,023、および1年以内に利していない、かつカラオケが嫌いではない中止層2,377を対象に、インターネットで行われた。
カラオケで歌える曲(持ち歌)の数を教えてもらったところ、10代の4割以上が3曲以下、10%以上が0曲であることが明らかに。若者世代においては、今現在流行している曲をカラオケで歌う傾向が高いため、持ち歌が生まれにくいと推測される。一方、40代~60代においては、約3割の人が11曲以上の持ち歌を持っていることが分かった。
カラオケボックスの利用頻度については、10代の25%以上が「月1回程度」以上のペース。また、今後のカラオケボックス利用意向においても、10代が最も意向が高く、「絶対に行く」が37.0%、「たぶん行くだろう」が27.7%だった。
次に、カラオケがきっかけで恋愛感情を抱いた際の状況について聞いたところ、利用者層、中止層ともに「歌が上手かった」が1位に。そのほか、「一緒に盛り上がって意気投合した」や「歌をフォローしてくれた(一緒に歌ってくれた)」など、”一緒に”カラオケを楽しむことができたことにより、恋愛感情を抱いたという回答も上位にランクイン。
一方、カラオケ利用時に気持ちが醒めてしまった相手の言動や状況については、「自分が歌っているとき以外つまらなそうにしている」「自分が歌う歌だけを入れたがる」といった自分勝手な行動が上位に。また、カラオケ利用者層は、「曲をアレンジして歌う」ことがマイナスに作用することが分かった。