ココスでは4月11日より「ショコラデザートフェア」を全国の507店舗でスタートする。昨年に引き続き、ショコラティエの土屋公二氏が監修した本格的なショコラ4種類を提供。関係者は「口に入れると思わずウットリするような、至福のショコラデザートをご堪能ください」とアピールする。
○■どんなデザートが食べられるの?
ココスがコラボする土屋公二氏は、ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマのオーナーシェフ。2019年に「世界のベストショコラティエ100人」に選出された、日本を代表するショコラティエだ。そこで気になるのが、2024年ココス×テオブロマのメニュー。一体、どんなデザートが提供されるのだろう?
今年のコラボは、フルーティな香りが特徴のマダガスカル産カカオ入りチョコクリームを軸に展開する。初夏を感じさせるオレンジとこだわりのショコラデザートをマリアージュした4品を用意した。
「至福のショコラパフェ」(1,265円)は、本格的なショコラの味わいを堪能できるココス自慢のビッグパフェ。チョコマカロン、フレッシュオレンジ、スグリでデコレーションされた可愛らしい外観で、SNS映えすること間違いない。
カカオの良い香り、そして深みのある上品な甘さ。専門店さながらのパフェが、こうして近所のココスで食べられるのはとても贅沢だ。グラスの中ほどに入っている、薄焼きのクレープ生地を細かく砕いたフィアンティーヌでサクサク食感も楽しみたい。
キャンディングアーモンドのカリッとした歯ごたえと、クリームの滑らかな舌触り。濃厚な塩キャラメルアイス、爽やかに香るオレンジゼストの風味のアクセントも効いている。締めに待っているのはフェアトレードコーヒーを使用したコーヒーゼリー。これで食後の印象もスッキリと引き締まった。
一方で「至福のショコラパフェを注文したいけれど、量が多くて食べ切れなそう」という人にオススメしたいのが「ショコラとオレンジのミニパフェ」(539円)。こちらの商品でも、チョコクリームと甘酸っぱいフレッシュオレンジのハーモニーが味わえる。濃厚なショコラアイスと甘塩っぱい塩キャラメルアイスによる絶妙のマリアージュ。食事のあとにもぴったりなミニサイズで提供されるため、罪悪感(?)も抱えずにすみそう。
そして「ショコラとオレンジのケーキ」(605円)は、フローラルなショコラを使用したガナッシュと生地の層が織りなす、香り高いチョコレートを味わえるケーキ。グラサージュした艶のあるトップが美しさを際立たせている。
厳選した2種のチョコレートをブレンドしたガナッシュは、甘さ控えめで口当たりは軽やか。甘酸っぱいフレッシュオレンジ、酸味のあるスグリがショコラの甘さをより引き立てる。ちなみに昨年のラインナップにチョコレートケーキはなかった。今年のコラボに向けて、新たに開発された商品だ。
最後に紹介する「Wクリームのショコラクレープパイ」(649円)は、フルーティなチョコクリームをもちもちのクレープで包んだデザート。塩キャラメルアイスのほどよい塩味、オレンジの甘酸っぱさがチョコクリームと調和している。クレープの下に敷いたのはサクサクパイ。お好みでチョコソースをかけることで、チョコレートの濃厚な味わいをプラスできる。
ココスの担当者に話を聞いた。今年のコラボの特徴については「味わいに”高級感”を持たせました。土屋シェフと共に試行錯誤を重ね、ビターチョコクリームに関しては配合も変えています。その結果、フルーティな香りと味わいがするビターチョコクリームができ、パフェやクレープの上質感が増しました」と紹介する。
「ショコラとオレンジのケーキ」については「ファミリーレストランではあまり見かけない、高級店で取り扱っているような長方形のケーキにしました。もちろん味にもこだわっており、非常に濃厚、けれど甘いだけではない、香り豊かなチョコレートケーキを目指しました。お客様にも『ほかとは違う』と納得していただける商品になったと自負しています」と語った。
初夏のオレンジをアクセントにしたことで、どのデザートも最後のひとくちまで美味しくお召し上がりいただけます、とアピールした。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら