まな板は、木やゴム、プラスチックなどさまざまな材質で作られています。なかでも木のまな板は「お手入れが大変」というイメージが持たれていて、使っている人の頭を悩ませるのが『黒ずみ』です。
本記事ではまな板の黒ずみを落とす方法を、和平フレイズ株式会社の公式サイトからご紹介します。
気付くとまな板に付いている黒ずみの正体は『カビ』です。「ほんの少し黒いだけだから…」と放置していると、カビがどんどん広がってしまいます。
黒ずみに気が付いたら面倒でも放置せず、すぐにお手入れするようにしましょう。
木のまな板は湿気に弱いため、汚れたまま放置しておくとすぐに黒ずんでしまいます。きれいに洗って乾燥させておいたつもりでも、梅雨時や夏など湿気の多い時期には結局カビてしまうこともあるでしょう。
和平フレイズ株式会社の公式サイトでは、木のまな板の黒ずみを落とす方法を紹介しています。
まずは塩、重曹、酢や、クレンザーでゴシゴシこすってみましょう。
それでもダメならば、薄めた漂白剤につけた布巾をピッタリとかぶせて2~3時間。
最後は、市販の紙ヤスリ等で表面を削ればある程度は復活します。
和平フレイズ株式会社 ーより引用
汚れているのがまな板の表面のみであれば、上記の方法できれいな状態を取り戻せるとのこと。しかし長い間黒ずみを放置していた場合は、カビがまな板の芯にまで届いてしまっている可能性があり、取り切るのは難しいかもしれません。
お手入れが面倒であるにもかかわらず、木のまな板を使うとよいのはなぜなのか、そのメリットについて見ていきましょう。
木製のまな板は弾力性に優れていて、ほかの材質のまな板と比べると刃当たりがやわらかいという特徴があります。
そのため食材をカットしても包丁の刃先が傷みにくく、長持ちするでしょう。
また食材をカットする時の手首への負担も軽減でき、手が疲れにくいともいわれています。
製品にもよりますが、木のまな板は表面を削ることで再びきれいな状態を取り戻せます。
少々使い古してしまってもケアしてあげればまた新品のように使える、環境にも配慮した調理器具といえるでしょう。
表面がきれいになるだけではなく、まな板の反りもなくなるので、使いやすさもよみがえるそうです。
木製のまな板はお手入れが難しそうというイメージを持たれやすいですが、包丁が傷みにくく手が疲れないといったメリットがあります。ほかの材質のまな板を使っている人は、これを機に木製のまな板を使ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]